大和芋使用 45g
上白糖 110g
上用粉 75g
<プロからのアドバイス>
メールの内容からみて、大和芋の質が水芋に近く
上用饅頭に向いていないようです。この饅頭に使用する芋は粘り(腰)の強い芋を使用した方が良く、水っぽく粘りの少ないものはどうしても空気の抱き込みが足りずにふんわりした饅頭に仕上がりません。
鳥取には上質の山芋(薯蕷芋・つくね芋)が取れますので、この芋を使用されることをお奨めします。一度この芋で作ってみて下さい。
(鳥取K.O子さんからのご返事)
有り難うございました。早速使ってみます。
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(結果報告)
教えていただきました山芋(薯蕷芋・つくね芋)で作ってみました。以前よりは膨れましたが、感触が堅い感じでした、アドバイスをお願いいたします。
<プロからのアドバイス-2->
次のことに注意して下さい。
すり下ろした大和芋と砂糖を合わせ、すり鉢でよくすり下ろし、粘りを出し、空気を十分に含ませて下さい。生地の中に含まれた空気が生地をふんわりさせるのです。
上用粉を合わせるときには、少しずつ大切に合わせてゆき、決して早急にしないで下さい、でも生地に手の熱をつけないように注意して下さい。
上用粉が乾燥気味のときは、全てを使用せずに少し残し気味にして下さい。
出来上がった生地は寝かしてはいけません。すぐに包み始めてください。
生地15gに対して餡30gの割合で包んで下さい。
餡を包み込む時には、生地が手の熱で温かくなりやすいので、出来るだけ温かくならないように注意して包んで下さい。
蒸す前に、軽く水霧を吹き付けて下さい。蒸し時間は45gで約8分から9分くらいです。
お試し下さい。
(鳥取K.O子さんからのご返事-2-)
奇跡が起こりました。ふんわりとしたあのお饅頭が出来上がりました。
駿河屋さん有り難うございました。親切丁寧なアドバイスに感動致しました。
またお願いすることがあるかも知れませんが、そのときには宜しくお願いしますね、
有り難うございました。
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